価格が安い低燃費タイヤとしてMICHELIN ENERGY SAVER 4を検討している方も多いでしょう。
価格が安いと評価や静粛性がどうなるのか気になるところではありますが、果たして静粛性などは悪くないのかなど性能について解説します。
静粛性についての評価
今年発売のミシュラン新製品「Energy Saver 4」に交換してみました。以前のモデルより明らかにロードノイズが減って、転がり抵抗もAAなのでとても気持ちよく運転出来ます😊#Michelin #ミシュラン #エナジーセイバー4 pic.twitter.com/JyTEyK5aZf
— 武良 匠 (@takumi_mura) July 17, 2020
以前のモデルから履き替えたユーザーの評価としては、ロードノイズが減って静粛性が向上しているというレビューが有りました。
パターンノイズとロードノイズが低減している
ENERGY SAVER 4はMICHELIN ENERGY SAVER +と比較して縦溝を最適化することによって、パターンノイズが5%低減しており、トレッドゴムの内側にアンダートレッドラバーを採用することによって9%ロードノイズが低減しています。
一方でうるさいという評価もある
完全に主観ですが…
ネクストリー あまり距離乗らない人向け。軽い。安い。
レグノ 攻めない人向け。静か。高い。
トランパスluk まさに重い車用。丈夫。静かめ。
エナジーセイバー4 距離乗る人向け。減りにくい。うるさい。高い。
LS2000HB2 安め。そこそこ。リムガード。#タイヤ屋さんの日常— なぎさ (@82110st) April 13, 2022
ユーザーによっては静粛性が低い(うるさい)といった評価もあるので、静粛性が高いタイヤがほしいという方はプレミアムコンフォートタイヤであるPRIMACY 4(プラス)を検討することをおすすめします。
また、日本のメーカーだと静粛性が高いタイヤとしてADVAN dB V553などがあります。
しかし、値段が高くなるのがデメリットです。
ENERGY SAVER 4はスタンダードな低燃費タイヤとしては静粛性が高いといったところでしょう。
乗り心地についての性能や評価
ミシュランからはENERGY SAVER 4の乗り心地について特に公開はされていませんが、ユーザーからの評価としては価格が安いのに乗り心地は悪くないというレビューがありました。
エナジーセイバー4に替えて200km近く乗ってみた感想
・ロードノイズが静か。路面が綺麗な所だとかなり音が小さい
・乗り心地はマイルド。路面が荒れてる場所での突き上げ感が減った。
・グリップはちょっとハイペースで走ってても全然不満ない
・転がり性能はイマイチ…?— ろの (@Rono8725) May 4, 2021
このGW。
NV100クリッパーリオがメインでした。
結構快適でした。
乗り心地が良かった。
ミシュランのエナジーセイバー4が
本領発揮してきた様です。
軽ワゴンらしからぬ乗り心地。
ただ乗り心地が良いだけで無く、
しっかりとしたフットワークもあります。
4本でタイヤ単体18500円は
お値打ちでした。 pic.twitter.com/bDQq565HcE— yone (@yone_2333) May 7, 2023
軽自動車にも適合するタイヤサイズがあるのがメリット
ミシュランのタイヤというと軽自動車やコンパクトカーのタイヤサイズが無いのではないかと思っている方もいるでしょう。
しかし、ENERGY SAVER 4では軽自動車で一般的なタイヤサイズである155/65R14や165/55R15が展開されているので多くの軽自動車に装着できるのがメリットです。
しかし、タイヤサイズが13インチから16インチまでの23サイズしかなく、特に大きな車には装着できないので、他のタイヤを検討することがあるのがデメリットです。
このような点が国産のタイヤメーカーのスタンダードエコタイヤと比較するとデメリットの一つではないでしょうか。
例えばヨコハマのBluEarth-Es ES32だと12〜19インチまで展開しており、タイサイズは90以上あるのがメリットです。
MICHELIN ENERGY SAVER 4とPRIMACY 4との比較表
タイヤサイズによってはENERGY SAVER 4とPRIMACY 4の両方が選択できる車種もある為、違いが気になっている方もいるでしょう。
タイヤサイズが205/55R16の場合の比較
値段は当サイト調べ
1本あたりの値段(税込) | 転がり抵抗係数 | ウェットグリップ性能 | 低車外音タイヤ | ロードインデックス | 速度記号 | |
エナジーセイバー4 | 約16,000円 | AA | b | ○ | 94(XL) | V |
プライマシー4 | 約18,000円 | A | b | ○ | 91 | W |
値段を比較するとENERGY SAVER 4の方が1割くらい安いのがメリットです。
1割程度であればより快適性や乗り心地性能が高いタイヤが欲しいという方にはPRIMACY 4をおすすめします。
転がり抵抗係数はENERGY SAVER 4の方が高い
タイヤサイズによって異なるところではありますが、205/55R16だと意外なことにENERGY SAVER 4の方が転がり抵抗係数が高いというのがメリットです。
燃費性能をより重視される方にはおすすめです。
ウェットグリップ性能の違い
205/55R16だとウェットグリップ性能はbと同じですが、PRIMACY 4はタイヤサイズによってはウェットグリップ性能が最高のaのサイズもあるので、雨の日の安心感が欲しいという方にはおすすめです。
さらにウェットグリップ性能が進化したPRIMACY 4+という商品もあるので、タイヤサイズがある方はそちらも検討することをおすすめします。
ENERGY SAVER 4は信頼できて安い低燃費タイヤ
ENERGY SAVER 4以外にもアジアンタイヤであればさらに安い低燃費タイヤも販売されています。最近ではアジアンタイヤの性能も向上しており性能も高い商品もありますが、知らないメーカーのタイヤは性能が悪いのではないかと心配という方もいるでしょう。
そのような方にはENERGY SAVER 4は世界的にはMICHELINはBRIDGESTONEと同じくらいの知名度と売上を誇る会社のタイヤということもあって安心して購入することが出来ます。
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