【レビュー】4年間Hankook Ventus V12 evo2を使用しての評価

個人的レビューや評価

私の所有しているRX-8のタイプSにハンコックVentus V12 evo2を装着して4年経過しましたが、結果的に非常に良いタイヤでした。

アジアンスポーツタイヤの性能が気になる人もいると思うので、実際に様々なシチュエーションで使用しての評価を記載したいと思います。

Hankook Ventus V12 evo2の特徴

hankook
Ventus V12 evo2はハンコックタイヤから販売されているスポーツタイヤです。
DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で培われた技術をフィードバックさせているのが特徴です。

Hankookの評価やレビュー

ハンコック 評価 レビュー

Ventus V12 evo2をはじめ、海外(アジアンタイヤ)を購入したことがない人にとってハンコックタイヤの性能や評判は悪いのではないかと心配になってしまいますが、ハンコックは国際的にも評価が高いメーカーです。

日本ではまだまだ認知度や評価が高いメーカーとは言えませんが、ハンコックタイヤは2019年のタイヤ売上で世界7位という順位です。

このランキングでピンと来ない方に説明させていただくと、世界のタイヤメーカーは約100社あります。

7位というのは日本のメーカーと比較するとヨコハマやトーヨーより高いランキングです。

自動車メーカーからの評価

日本でもトヨタのヤリスにも新車で純正採用されていますし、日本以外でもメルセデスベンツのGLCやA180などに採用されています。

アジアンタイヤというと価格が安いだけで評判も性能も悪いということも過去にはあったと思いますが、少なくとも現在のハンコックタイヤには当てはまらないと考えています。

現在、ハンコックタイヤではコンフォートタイヤだけではなく、スポーツタイヤやスタッドレスタイヤも販売しています。

個人的なHankook Ventus V12 evo2のユーザーレビュー

Hankook Ventus V12 evo2 ユーザーレビュー

ドライ路面でのレビュー

ドライ路面では高いグリップ性能を発揮してコントロール性能も高いです。タイヤの応答性も悪くないです。クイック過ぎず素直なハンドリングで安心感があります。

ウェット路面でのレビュー

私がVentus V12 evo2を気に入っているポイントとしてウェットの性能の高さと安心感があります。コントロールもしやすく、ブレーキングも安定しています。

高速道路でのレーンチェンジも安心感があります。特にFRであるRX-8には嬉しいポイントです。

特に高速道路でも不満はありませんが、さらにウェットでの性能が欲しいという方はF1スポーツやアドバンフレバという選択肢があります。

快適性能のレビュー(タイヤノイズやロードノイズ)

タイヤノイズは特にうるさいと思ったことはありません。RX-8だとエンジン音の方が気になるレベルです。(ロータリーのエンジン音はうるさくはなく、いい音です。)

乗り心地に関してもスポーツタイヤとしては良い方だと思います。

タイヤの摩耗や寿命について

約4年間使用して1万キロくらい走行していると思います。(北海道なので半年はスタッドレスタイヤですのでそこまで走行しています。)

タイヤの寿命に関してはスポーツタイヤの摩耗としては悪くないと思います。特に減りが早いという感じはありません。

ひび割れもなく、ウェットでもまだまだ高い性能を発揮してくれているのでもう少し(少なくともあと1年は使用できそうです。)

この価格でこれだけの寿命があれば非常に満足です。

Ventus V12 evo2のユーザー評価

私みたいな素人の評価だと心配だという方向けに実際のVentus V12 evo2の評価をおいておきます。

スポーツタイヤとしては価格が安く、静粛性が高いという評価がありましたので、サーキットを走行しない方や街乗りの快適性を求める方におすすめです。

Ventus V12 evo2の購入時に比較検討したタイヤ

Ventus V12 evo2 比較 タイヤ
Ventus V12 evo2以外にもRX-8に検討したタイヤはYOKOHAMA ADVAN FLEVA V701とBRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE004です。どちらのタイヤも街乗りでの快適性があり、価格もスポーツタイヤとしてはそこまで高くないのがメリットです。

その当時はGOODYEAR EAGLE F1 SPORTがなかったので、あればEAGLE F1 SPORTを購入していると思います。実際にスイフトスポーツにはEAGLE F1 SPORTを購入しているので、そのうちレビューを公開したいと思います。

決め手となったのはやはり上記のタイヤと比較すると価格が半額程度で購入できたことです。

上記の2つのタイヤはスポーツタイヤとしてはコンフォート性能の評価が高く、ウェットの性能も高いので迷いましたが、価格の安さには勝てませんでした。

サーキット走行が多い方にはVentus RS4 (Z232)も検討しても良いかも

サーキット ハンコック タイヤ

Ventus V12 evo2と同じく、ハンコックから販売されているスポーツタイヤです。
ドライグリップ性能が非常に高いのでサーキット走行を多くされる方にはオススメのタイヤです。

但し、Ventus RS4 (Z232)のウェットの性能とタイヤノイズ(静粛性)・耐摩耗性(寿命)はVentus V12 evo2より悪いので、サーキット走行の頻度が低い方や、走らない方でスポーツカーやスポーツセダンに乗っている方はVentus V12 evo2をオススメします。

Ventus RS4 (Z232)は日本ではタイヤはフジでおなじみのフジコーポレーションで購入することが可能です。

Hankook Ventus V12 evo2のデメリット(不満点)

Hankook Ventus V12 evo2 デメリット

フラッグシップモデルは言い過ぎ?

ハンコックタイヤのWEBページを確認するとVentus V12 evo2はフラッグシップモデルとの記載があるが、ドライではVentus RS4の性能が高いし、快適性が高いスポーティタイヤはVentus Prime3があるので、この表現には個人的には違和感があります。

Ventus V12 evo2があらゆるシチュエーションで性能が高いタイヤで個人的にはハンコックで一番好きなタイヤなので非常に残念です。(この表現で評価を下げている説)

ブリヂストンでいうとVentus V12 evo2はPOTENZA RE-71RSではなく、RE004のようなタイヤだと考えています。

タイヤサイズが少ない

RX-8タイプSの純正サイズ:225/45ZR18はラインナップにありますが、前期標準グレードのサイズの225/55R16がないどころか16インチのラインナップが1つもありません。15インチも185/55R15・195/50R15・195/55R15の3つしかありません。

18・19・20インチのタイヤサイズが多いため、そのサイズを装着しているユーザーにはオススメです。

タイヤサイズは15〜21インチまであります。(16インチを除く)

まとめ


Ventus V12 evo2はスポーツタイヤとして万能で価格が安いので非常に満足度が高いタイヤでした(まだ使用しています)。

また、アジアンタイヤを購入及び使用したことがない人にとってはハンコックのタイヤは世界的に見ても販売数が多いので比較的安心して購入することができます。

RX-8にVentus V12 evo2を装着して非常に満足していたのでスイフトにも装着しようと考えていましたが、結局スイフトにはGOODYEAR EAGLE F1 SPORTを装着しました。理由としては色々なタイヤをテストしたいというのもありましたし、EAGLE F1 SPORTは私が購入したタイヤサイズだとウェットグリップ性能がaだったというのが決め手です。

最近ではVentus V12 evo2以外にもGOODYEAR EAGLE F1 SPORTなど様々なストリート向けスポーツタイヤが発売されているのでそれらも検討することをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました