スイフトスポーツ(ZC31S)に装着していたヨコハマの低燃費タイヤからグッドイヤーEAGLE F1 SPORTに履き替えて約半年経過しました。
私が他のスポーツタイヤと比較してなぜグッドイヤーEAGLE F1 SPORTに履き替え
かそして、実際に走行してみての個人的なレビューをしていきたいと思います。
EAGLE F1 SPORTの購入の際に迷った(比較した)タイヤがこれ
今回タイヤを購入するに当たって比較対象となったのはヨコハマのADVAN FLEVA V701です。
パイロットスポーツ4も良さそうだと思いましたが装着できるサイズが有りませんでした。
他にもブリヂストンのPOTENZA Adrenalin RE004も比較対象でした。
比較した主な理由としては
・スポーツタイヤで価格が高くない
・乗り心地性能やタイヤ寿命はあまり犠牲にしたくない
ということを基準にタイヤを選びました。
購入はネット通販のカーポートマルゼンでしました。
購入時のインプレについては別記事で紹介する予定時間があれば見て頂けると有難いです。
ユーザーやメディアからの評価が高かった
EAGLE F1 SPORTは2021年の日刊自動車新聞 用品大賞(タイヤ部門賞)を受賞しています。
グッドイヤーのタイヤを購入するということは検討していませんでしたが、これがこのタイヤを調べるきっかけになり購入に至りました。

ウェット性能が高い
私が住んでいる北海道では長距離の移動が多く、高速道路や峠道などを走行することも多いです。
雨の日は視界不良やスリップなどのリスクがあるので、他のスポーツタイヤと比較してウェット性能が高いということも決め手のひとつでした。
スポーツタイヤだけれども低燃費タイヤ
EAGLE F1 SPORTはタイヤサイズによっては低燃費タイヤです。残念ながら私が購入したタイヤサイズである195/50R16は転がり抵抗性能がBなので低燃費タイヤではありません。
しかし、ウェットグリップ性能はaなので購入するきっかけになりました。
私の場合はタイヤを選択するにあたってそこまで低燃費性能は気にしませんでした。

スポーツタイヤで低燃費性能を気にしない方も多い方もいるかもしれませんが、長距離運転する人も多いと思うので、性能が良い事に越したことはないでしょう。
エントリースポーツタイヤの低燃費性能およびウェットグリップ性能の比較
タイヤサイズ195/50R16の場合。タイヤサイズによって性能が異なる場合があります。
メーカー | タイヤ名 | 転がり抵抗性能 | ウェットグリップ性能 |
---|---|---|---|
GOODYEAR | EAGLE F1 SPORT | B | a |
YOKOHAMA | ADVAN FLEVA V701 | A | a |
BRIDGESTONE | POTENZA Adrenalin RE004 | – | – |
POTENZA Adrenalin RE004はウェットでの性能が高いということでしたが、残念ながら195/50R16では転がり抵抗性能およびウェットグリップ性能のグレーディングはありませんでした。
価格が安い
価格が安いのも決め手のひとつです。価格差があまりなければヨコハマタイヤの方がメジャーなのでADVAN FLEVA V701にしようと思っていました。
しかし、EAGLE F1 SPORTはウェットグリップ性能が高いにもかかわらずADVAN FLEVA V701と比較して価格が安いのがメリットでした。
私が購入した時はADVAN FLEVA V701より2割くらい安い値段で購入できたので、4本で15,000円近い価格差でした。
EAGLE F1 SPORTのオーナーレビュー
実際に私の車にEAGLE F1 SPORTを購入して装着したレビューです。
あくまで個人的な主観です。
装着した車とタイヤサイズなど
車種:スズキ スイフトスポーツ(CBA-ZC31S)
タイヤサイズ:195/50R16 84V
空気圧:空気圧についてはメーカーの数値で設定しました。
購入場所:カーポートマルゼン(タイヤマルゼン)
交換費用
自分でタイヤ交換をしたので、交換工賃は掛かりませんでした。
自分でタイヤ交換が出来ない方はカーポートマルゼンでタイヤを購入した場合はタイヤ取り付けサービスがあります。
サイトから簡単に予約が出来てタイヤは取付店へ直送してくれるので便利で安心です。
街乗りでのレビュー
街乗りでの速度域でも車をコントロールする楽しさがあります。ハンドルを切った際の反応が絶妙で早すぎるわけでも無いので扱い易さもあり安心できます。
静粛性も悪くない
スイフトスポーツは車の特性や年式などから余り静粛性が高い車種ではないので、出来れば静粛性が高いタイヤの方がいいなと思っていました。
EAGLE F1 SPORTはスポーツタイヤですが、静粛性は意外と高いように感じました。
また、乗り心地に関してもエコタイヤと比較して特に悪いということは有りませんでした。
高速道路でのレビュー
装着したスイフトスポーツはFFで4WDではないので雨の日のトラクション性能が高い車では有りません。
しかし、EAGLE F1 SPORTは癖が無いのでレーンチェンジや追越しでも気を使うことなくコントロールすることが可能です。
また、ウェットグリップ性能が高いので雨の日の高速道路での移動でも安心感があります。
グッドイヤー EAGLE F1 SPORTのその他スペックや特徴
タイヤサイズ等によってスペックが異なるかもしれません。
UTQG
UTQGとはアメリカの運輸局で定められた統一タイヤ品質等級基準です。
国産タイヤでは表示していない商品も多くあります。
TREAD WEAR
耐摩耗性を表しており、数値が高いほど耐摩耗性が高いです。
EAGLE F1 SPORTのTREAD WEARは300ですので、スポーツタイヤとしては悪くないでしょう。
300というとミシュランのパイロットスポーツ4と同じ数値です。
TRACTION
TRACTIONは直線のウェット路面でのブレーキング性能を表し、性能が高い順からAA~Cで表します。
EAGLE F1 SPORTのTRACTIONはAAです。
TEMPERATURE
TEMPERATUREはタイヤの耐発熱性を表します。高い順からA~Cで表しています。
EAGLE F1 SPORTのTEMPERATUREはAです。
デメリットについて
私個人としては今のところデメリットは無いですが、検討している方によってはオートバックスなどのショップに在庫が無いところがあるといったことや、POTENZA Adrenalin RE004と比較するとタイヤサイズが少ないということがあります。
スポーツタイヤなのに快適性とウェットの性能が優れているのに安いのが嬉しい
EAGLE F1 SPORTはエントリースポーツタイヤという位置づけですが、街乗りやワインディングではドライウェット問わず私には十分すぎる性能を発揮してくれています。
あまり価格が高くなくて操作性が良く、快適性が高いタイヤが欲しいという方にはおすすめできるのではないかと感じました。
機会があればサーキットも走行してみたいと思います。
もちろんポテンザアドレナリンRE004やアドバンフレバV701パイロットスポーツ4の素晴らしさはわかっているつもりです。
それらのタイヤとの価格差を考えると使用環境によってはEAGLE F1 SPORTがベターな選択になるかたも多いと思います。
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