私のアルトワークスに装着しているスタッドレスタイヤのBRIDGESTONE BLIZZAK VRX3が装着して2シーズン目に入りましたので、2年目の評価・レビューを通しメリットとデメリットを解説したいと思います。
評価やレビューに関しては私個人の意見です。
レビューの環境や条件
型式:4BA-HA36S
車名:アルトワークス
タイヤ製造年月:2022年30週
タイヤサイズ:165/65R14 79Q
純正のタイヤサイズ:165/55R15よりインチダウンしています。インチダウンする場合は自己責任でお願いします!
使用環境:北海道内の主に札幌市街地および郊外や峠道など
以前装着していたスタッドレスタイヤ:BLIZZAK VRX
2年目の北海道での街中でのBLIZZAK VRX3の評価・レビュー
北海道の冬の路面は気温や場所などで圧雪やアイスバーンであっても気温などで大きく路面状況が変わります。
街中のアイスバーン路面の評価・レビュー
北海道の特に札幌市内の街中ではアイスバーンやブラックアイスバーンが多く滑りやすい路面が多いです。
2年目ですが、アイスバーンでのブレーキングや発進でも新品で装着したときと比較して滑りやすくなっているということもなく、私には違いがわからないくらい効いてくれます。
札幌では12月中旬に路面状況が特に悪く至るところでアイスバーンになっていましたが、安心して運転できました。
私は比較的様々なタイヤを試している方ではありますが、今のところBLIZZAK VRX3が一番アイスバーン路面で安心してブレーキングできて交差点での右左折でも安心できます。おそらくアイスバーンでのブレーキング性能も私が装着したことがあるスタッドレスタイヤでトップ(アイスだけの性能でいうとNANKANG AW-1と同じくらい)です。
ナンカンAW-1を2シーズン北海道で使用した評価【オーナーレビュー】
しかし、氷上性能が高いBLIZZAK VRX3といえど滑るときは滑るので、急ハンドルや急ブレーキなどをせず、安全な速度で車間距離を多く取ることが事故の防止になります。
街中での圧雪や新雪路面でのレビュー・評価
アイスバーン路面と同じく、2年目も1年目と比較して性能が低下して滑りやすくなったという感じは全く有りません。
BRIDGESTONEの公式サイトにもある通り、VRXやVRX2と比較して雪道路面での性能はレーダーチャート上あまり変わっていないようになっていますが、VRXよりブレーキングやコーナーリング性能が上がっているような感覚があります。これは摩耗や劣化したVRXから履き替えたこともありますが、数値以上の何かがあるのかもしれません。
ただ、氷上路面と比較すると雪道の路面はVRXとそこまで大きな差がない印象です。BRIDGESTONEのスタッドレスタイヤが欲しくてアイスバーンの路面を走行しないという方はVRX2の方が安いので、そちらを検討しても良いかもしれません。
ただし、静粛性やライフ性能はVRX3の方が上です。
2年目の北海道の高速道路でのBLIZZAK VRX3の評価・レビュー
アルトワークスではあまり高速道路を走行しませんが、たまに札幌から千歳〜帯広や札幌から旭川などに行くときに高速道路を使用します。
北海道の冬の高速道路と言えどほとんどがドライやウェットで、圧雪路面はほとんどありません。しかし、トンネルの出入り口などは路面凍結している場合があるので注意が必要です。
BLIZZAK VRX3は氷上の性能が優れている為、追い越しなどの進路変更のコントロール性能が悪いのではないかとあまり期待していませんでしたが、スタッドレスタイヤにありがちなハンドルを切ったときのレスポンスが遅いということも無くはないですが、気にならないレベルです。ですので、前に装着していたVRXと比較して疲れにくくなりました。2年目でもそれは変わらないです。
個人的には以前別の車(RX-8)で装着していたMICHELINのX-ICE XI3の方が高速道路でのコントール性が好きだったのですが、それと遜色ないレベルです。
2年目の北海道の峠や郊外でのBLIZZAK VRX3の評価・レビュー
私は札幌から函館に行く際は高速道路を使用せず下道で行くことが多いです。函館に行く際は中山峠は道幅も広く急なカーブが少ないので運転しやすいです。路面状況としては圧雪路面が多いです。
VRX3はVRXと比較してコーナリングの性能も向上しており、ハンドルの切る量や修正する量も少なくなりました。また、自分が走行したい方向に向かってくれる為、カーブの途中にアクセルを戻したりするということが少なくなりました。より自分の意図した方向により向かってくれるようになったので、余計なハンドルやアクセルの操作が減り神経をすり減らさずより安心して走行できるようになりました。
2年目の北海道でのBLIZZAK VRX3のドライ・ウェットでのレビュー
夏タイヤまでとは行きませんが、ドライやウェットでもハンドルに対する反応もスタッドレスタイヤとしては悪くないので運転しやすいです。また、劣化したタイヤや性能が悪いスタッドレスタイヤだとウェットでのブレーキ性能が気になるところですが、VRX3では少なくても街乗りではブレーキが効き辛いということもありません。
BLIZZAK VRX3の静粛性のレビュー・評価
北海道の冬でも意外とドライやウェット路面を走行する機会は多いので、静粛性が気になる方も多いでしょう。
BLIZZAK VRX3は冬道での性能が優れているのに静粛性にも優れています。明らかにVRXと比較して静かになっています。夏に装着しているタイヤのFINALIST 595 EVOよりも静かです。逆にアルトワークスだとエンジン音が目立ってしまう結果になりました。
静かなスタッドレスタイヤですので、長距離での移動も疲れにくく快適に過ごすことが出来るでしょう。
BLIZZAK VRX3のタイヤ寿命に関しての評価やレビュー
2年目なので、あまり摩耗していません。VRX2と比較して摩耗ライフや効き持ちが向上していると言う点と、VRXは4年持ったということもあり、VRX3は5年使えることを期待します。それまでに別のスタッドレスタイヤか車が欲しくなると思いますが・・・。
BLIZZAK VRX3の低燃費性能の評価やレビュー
燃費性能はVRXと比較して向上していません。これは街乗りが多いのと、冬の期間は暖気をしていることも影響していると思います。
BLIZZAK VRX3はVRX2と比較して氷上性能がアップしているのにライフ性能が向上している
BLIZZAK VRX3は氷上・雪上などのグリップ性能が高いだけではなく、静粛性やライフ性能も上がっているので万人におすすめできるスタッドレスタイヤです。
デメリットとしてはBLIZZAK VRX2やDUNLOP WINTER MAXX WM03・GOODYEAR ICE NAVI 8などと比較して値段が高いということです。
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