グッドイヤーのオールシーズンタイヤVECTOR 4SEASONS GEN-3はメディアなどからの評判が良かったVector 4Seasons Hybridと比較してウェット性能やライフ性能が向上していることもあり、気になっている方も多いのではないでしょうか。
GOODYEAR VECTOR 4SEASONS GEN-3のユーザーからの評判やレビュー
静粛性が高いという評判
ユーザーからは他メーカーのオールシーズンタイヤから履き替えたがそれと比較して静粛性が向上しているという評判がありました。
オールシーズンタイヤというのは様々な環境でのグリップ性能を確保する為、静粛性が低いというイメージを持っている方も多いでしょう。
グッドイヤーの公表によるとパターンノイズとロードノイズはVector 4Seasons Hybridと比較して向上しています。
#オールシーズンタイヤ 愛好家のお客様が装着したての #グッドイヤー 最新作ベクターGEN3で降雪地帯を走って来て下さいました。今までの欧州メーカー製より静かで走破性も◎との事!
#ダンロップAS1 もおすすめです!#企業公式がお疲れ様を言い合う #タイヤ交換 #富士宮 #明日は定休日 pic.twitter.com/FFeYPrJ3Ba— タイヤセレクト富士宮 (@tsf1995) February 4, 2023
約2年で3万キロ走ったダンロップのAS1からグッドイヤーのVECTOR 4SEASONS GEN-3に変えたった。
ロードノイズがかなり軽減されてて凄いわ。— Zukki (@suz_617) November 30, 2022
タイヤの寿命も期待できる
オールシーズンタイヤは様々な路面状況に対応するため、タイヤの寿命が短いのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか。
VECTOR 4SEASONS GEN-3では新オールウェザーコンパウンドの採用やブロック剛性を向上させることによって、偏摩耗が抑制されました。
トレッドウェアは500ですので、サマータイヤと比較しても高い数値です。
トレッドウェアというのはタイヤの摩耗性能を表した数値で、この値が大きいほど耐摩耗性能が高いです。
ちなみに夏用のコンフォートタイヤだと300〜400くらいの商品が多い印象です。
ライフ性能はVector 4Seasons Hybridと比較して30%向上しています。
ですので、タイヤの寿命は長いでしょう。
ウェット性能の向上
また、一般的にタイヤの摩耗が進むとウェット性能は低下しますが、VECTOR 4SEASONS GEN-3は摩耗が進むと途中で溝幅が広くなる構造を採用しています。
摩耗が進行してもウェット性能を確保している技術などもあり、ウェットブレーキ性能はVector 4Seasons Hybridと比較して8%向上しています。
雪道走行も可能
VECTOR 4SEASONS GEN-3はオールシーズンタイヤの為、スノーフレークマークを取得しています。
ですので日本でも冬タイヤとして認められているので、冬タイヤ規制時でも走行することが可能です。
タイヤトレッドの中央に大型のサイプを採用し、多くの雪を排出すること等によって、雪道でのグリップ性能を向上しています。
雪道でのブレーキング性能はVector 4Seasons Hybridと比較して5%向上しています。
タイヤサイズが少ないという評判
オールシーズンタイヤを購入を検討している方の中には軽自動車に乗っている方もいるでしょう。
VECTOR 4SEASONS GEN-3のタイヤサイズは15インチからの展開で、15インチは3サイズしかないのがデメリットです。
ですので残念ながら軽自動車向けのタイヤサイズはありません。
軽自動車でオールシーズンタイヤの購入を検討している方はVector 4Seasons HybridやNEXENのNblue4Seasonであれば軽自動車向けのタイヤサイズがあるので、そちらをおすすめします。
SUV用のオールシーズンタイヤもある
SUVに乗っている方でVECTOR 4SEASONS GEN-3のタイヤサイズが無いという方も諦めてはいけません。
VECTOR 4SEASONS GEN-3 SUVというタイヤもあります。
ASSURANCE WEATHERREADYと比較してライフ性能や静粛性能が向上しています。
VECTOR 4SEASONS GEN-3のデメリット
VECTOR 4SEASONS GEN-3のデメリットとして、軽自動車向けのタイヤサイズが無いという点があります。
その他に、全てのオールシーズンタイヤに言えることですが、冬道の性能はスタッドレスタイヤには敵いません。
降雪地帯に住んでいる方は冬のシーズンはスタッドレスタイヤを装着することをおすすめします。

VECTOR 4SEASONS GEN-3と他のオールシーズンタイヤとの比較表
タイヤサイズが205/55R16の場合
値段は1本あたりの税込の値段で当サイト調べ
ブランド | 銘柄 | 1本あたりの値段 | 低車外音タイヤ | ロードインデックス | 速度記号 | 発売開始時期 | 備考 |
GOODYEAR | Vector 4SEASONS GEN-3 | 約22,700円 | ○ | 94 | V | 2022年8月 | XL |
⇡ | Vector 4Seasons Hybrid | 約21,200円 | ○ | 91 | H | 2016年8月 | |
DUNLOP | ALL SEASON MAXX AS1 | 約18,5000円 | ○ | 91 | H | 2019年10月 | |
YOKOHAMA | BLUEARTH-4S AW21 | 約20,800円 | ○ | 91 | V | 2020年1月 | |
MICHELIN | CROSSCLIMATE 2 | 20,700円 | ○ | 94 | V | 2021年10月 | XL |
KUMHO | SOLUS 4S HA32 | 約10,400円 | 91 | H | 2021年3月 |
Vector 4SEASONS GEN-3とVector 4Seasons Hybridの違い
値段を比較するとVector 4SEASONS GEN-3の方が高価ですが、静粛性/ブレーキング性能/ライフ性能が向上している為、タイヤサイズがある方はVector 4SEASONS GEN-3をよりおすすめします。
DUNLOP ALL SEASON MAXX AS1の値段が安い
日本メーカーのタイヤだとDUNLOPのALL SEASON MAXX AS1の値段が安いです。
値段はALL SEASON MAXX AS1の方が安いですが、発売開始時期はVector 4SEASONS GEN-3の方が新しいです。
MICHELIN CROSSCLIMATE 2の評価も高い
値段がVector 4SEASONS GEN-3より安く評価が高いので、MICHELIN CROSSCLIMATE 2もおすすめです。
また、発売開始時期も他のオールシーズンタイヤと比較すると新しい方です。
タイヤサイズが83あるのもメリットで、さらにSUV向けのMICHELIN CROSSCLIMATE 2 SUVのタイヤサイズも32サイズあります。
ただし、軽自動車向けの155/65R14などはありません。
Vector 4Seasons Hybridよりさらに進化している
Vector 4Seasons Hybridは用品大賞を受賞するなど高い評価を得ています。
それよりさらにライフ性能やブレーキング性能が高いVector 4SEASONS GEN-3は高い安心感があります。
コメント